代表幹事の挨拶

「ものづくりなでしこ」は、日本全国のものづくり産業の経営を担う、若しくはそれを目指す女性が集まり、その柔軟な発想を持って未来に向かって互いに研鑽し、強化することを目的に2016年の春に設立された会です。

世の中に女性会というモノは、沢山ありますが、いわゆる「慰め・協力し合う」といったニュアンスが強い会が多く、その点に於いて、本会は、一線を画しております。

もともと、日本のものづくり産業は、その技術・技能に於いて、世界に冠たる位置を占めて参りました。
まぎれもなく、その下支えをしてきたのは、私達ものづくりに携わる決して大きくはない企業群です。
しかし、昨今、「良いものを作れば売れる」と言う時代は終わり、逆に「安くすれば売れる」といった安易な方向に走る企業さえ現れる状態になってきております。

一方でただ安くするという手法では、人材の採用も継続雇用もままならず、仕事があっても作る人材がいない、といった声も沢山聞かれる時代となりました。

私達は、本来の高付加価値製品による競争力といった視点に立ち返り、精密さや高生産性、高汎用性といったものづくりの技術的優位性と、女性の柔軟な発想による販売戦略や広報といったものを組み合わせることにより、進化し続ける世界経済の中で、ものづくり日本の名に恥じない企業と人材を育てたいと考えております。

そうして同時に、私達は、「女性であることで媚びない、むしろ女性であることを誇りに思う。」そういう集団でもありたいと思います。

会員構成:

ものづくりなでしこ会員とBOURGEON会員は、日本に工場または工房を持つもつ資本金1千万円以上の企業の、経営者またはそれを目指す女性です。

サポーター会員は、日本のものづくりのためには、女性のしなやかな強さが是非必要だと考え、その活動を支援しようとする法人または個人で、男女、国籍、企業規模等を問いません。

どうか、皆様の温かくも厳しいご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

ものづくりなでしこ
代表幹事 渡邊弘子